萬年宅は万年汚部屋

筋金入りのオベヤリーナが美部屋を目指すブログ

寝室ようやく一段落

タイトルの通りです。寝室がやっと片付きました。8月上旬からやってますので、ほぼ丸2ヶ月掛かった計算になります。

まずは怒涛のアフター画像5連発 ↓

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押入れの襖は今朝から張り替え中。現在、胴張りのみ終えた状態でピアノ部屋に立て掛けてあります。

ビフォー画像はこちら ↓

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その更に前の初期状態 ↓

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ようやくマトモな居住空間になりました。あー長かった……!

長らく停滞していた片付け、何故ここにきて一気にラストスパートを掛けたかというと、実はベッドのマットレスを買い換えまして、明日の午後に業者さんが届けてくださる予定なんです。

今のマットレスは20年モノ。小学生の頃買って貰ったベッド(10年近く前に壊れて廃棄)にセットで付いてきたノーブランドのボンネルコイルで、さすがにここ数年随分ヘタってきており、分厚いベッドパッドを敷いてもスプリングが背骨に当たって痛かったんですわ。

近々ニトリかどこかで1〜2万円の安価なやつを買おうと思ってたんですけど、一昨日たまたま立ち寄ったナフコで、元値5万円ほどのポケットコイルマットレスが現品限りで半額になってるのを発見。県内配送無料、しかも古いマットレスの引き取りもキャンペーン中につき無料だそうで、その場で「じゃあコレ下さい!」と(笑)

ところで今日、久々に窓を全開にして掃除を始めたら、ふわっと良い香りが ↓

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私が子供の頃は大人の背丈くらいだった庭の金木犀、今や二階の窓から手を伸ばせば葉先に触れるくらい大きくなりました。今年も健気に蕾を付けており、風が吹くと、部屋が秋の香りでいっぱいになります。

この部屋では普段「自動でシュパッと消臭力 ハーバルスパの香り」を愛用してるんですが、金木犀が散るまでの間は、電池を抜いて押入れに仕舞っておこうと思います。 

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寝室と階段の照明器具

寝室に付けていた後藤照明のペンダントライトをピアノ部屋に移して以来、寝室の照明器具は、居間で昔使っていた蛍光灯のシーリングライトを間に合わせで設置しておりました。

先日、楽天で若干大正浪漫っぽいペンダントライトを見掛けまして(リンク先はAmazon) ↓

ちょっと可愛いな、と思ったんですけど、シェード自体は黒なのに、ソケット部分が真鍮色なのが気になって気になって……。この違和感をどう説明していいのかわからんのですが、「レトロ」と「クラシック」っていうか、「骨董」と「アンティーク」っていうか。

ところで階段の天井照明も去年シェードが壊れ、ずっと裸電球状態だったのですが、上記ペンダントライトの販売ページを見ながら購入するか否かを悩んでいた時、突如「ピコン!」と閃いたんですよ。

まず件のペンダントライトを購入し、それとは別のショップでこちらをポチっておきます ↓

シェードの付属しない、ソケット部分だけの商品です。最も一般的なE-26口金の電球対応で、原則的に同メーカーのシェードと組み合わせて使用するようになってます。シェードは三点をネジ留めするタイプと、上下から金具で挟み込むタイプの両方に対応可能。

これらの商品が到着しましたらば、ペンダントライトに元々付いているソケットを外し、上記の単品ソケットと交換します。これでシェードとソケットの色が黒で統一されました ↓

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うん、明らかにこっちの方が好み。シーリングカバーとコードハンガーは、元々家にあった物を自前で取り付けてます。

で、余った真鍮色のソケットですが、これを階段で使えば無駄にならずに済むんじゃないの、と。ちなみに、私が購入したショップでは挟み込みタイプと三点ネジ留めタイプが選べるようになっていたので、私は前者で注文しております。

しかしここで大誤算。合わせるシェードは、本当はステンドグラスかミルクガラスのレトロな奴が良かったのに、どれもこれも三点留め用ばかりで、挟み込みタイプのソケットに対応した奴が見つからんのですわ……。くっそー、先に調べてれば三点留めソケットの方で注文したのに!

どうしたもんか、暫し悩みました。で、そういえば先日取り替えた洗面所の照明が、ソケット部分のプラスチックは割れてグラグラするものの、ガラスシェードは傷一つなくコンディション良好だったのを思い出しまして。

押入れの保留箱(処分か保管か迷ってる物を一時的に突っ込んでる箱)から引っ張り出し、真鍮ソケットに挟み込んでみたら、見事ジャストフィット ↓

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……天井の汚さには、今はツッコミ入れんでください。洗面所を塗った余りのペンキで近々塗り直す予定です。

デザイン的にはスッキリし過ぎてて、ソケットの雰囲気とあまり合わないんですけどね。でもほんと、まるで誂えたようなフィット感なんです。ソケット側の僅かな窪みとシェードの微妙な出っ張りまで完璧に嵌合したのには、思わず笑っちゃったよ。

とにかくこれで、寝室と階段の照明器具が一気に揃いました。しかも安価で。ここまできたら他の照明(ピアノ部屋にブラケットライト、一階廊下にセンサー式の足元灯が欲しいんです)も早めに調達してしまいたいですが、如何せん軍資金が……。

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書斎の物を更に減らしてみた

ご無沙汰しております。居間と仏間の片付けは、母はそろそろ飽きてきたようですが、一応地道に継続中です。

実は先日、とてもショックな出来事があり、いつ何があっても大丈夫なよう常に身の回りを整えておかねば、と痛感させられてしまいました。

改めて考えると、かなりの量を捨てまくったとはいえ、私の持ち物はまだまだ多過ぎる……。で、ほぼ片付きかけていた書斎と寝室を再度ひっくり返し、元の半分を目指して更に物を減らし始めたところです。

現在の書斎 ↓

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全然変わってないやんけ、と言わんでください。これでも既に、寝室と合わせて45ℓ袋13袋分のゴミを捨てたんすよ。

本棚はこんな感じ ↓

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昔は活字中毒で、ミステリを中心に2000冊くらい所持しておりました。重みで家が傾いてきたので半分ほどに減らし、「近くの図書館に置いてある本は都度借りればいいんじゃね?」ってことでまた減らし、「電子書籍で出てるやつは買い直せば良いよね!」ってことで更に減らし、そして今回。

今後確実に読み返すであろう本だけ残し、それ以外はブックオフへ持ち込んでやりました。計261冊、買取価格7,935円也。

前後2列で並べていたのが1列にできたので、読みたい本を短時間で捜せるようになり、ホコリが溜まりにくくなって掃除の手間も激減。本当は上のカラーボックスも撤去できれば良いんでしょうが、雑誌のバックナンバーがどうしても収まりきらなかったので、まあそこは追々ってことで。

ちなみに抽斗は、左から順にコピー用紙とプリンタのインク・お香と蚊取り線香・チェスの道具・紙コップの予備とコースターです ↓

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一番下の深い抽斗は、左から順に聴いた演奏会のプログラム(小)・同プログラム(大)・自分の発表会やコンクールのプログラム・賞状と盾やらメダルやら ↓

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右の二つは普段ティーマシンのワゴンで隠れてしまうんですけど、今は発表会のプログラムが年に一冊増えるだけなので、多分滅多に開け閉めしないしまあ良いかな、と。

以前この左端の抽斗に収納した膝掛けは、和箪笥の抽斗がスッカスカになったため、そちらへ移動させました ↓

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現在、4段あるうち一番上の段が膝掛けで、2段目が空(リサイクルショップやブックオフへ持って行く物の一時保管用)・3段目がカメラやレンズの空き箱・4段目に紙袋のストックが入っております。

大量に持っていた文房具のストックは、机の抽斗2段分に収まるよう総量規制 ↓

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細々したケーブル類や充電器も、抽斗2段分あったのを1段分に圧縮したので、目的の物が一目で見つかるようになり、使い勝手が向上しました ↓

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最初の片付けで生き残り、更に今回の大粛清でも生き延びたセルジオ越後(熱血トーカーズっていうボタン押して喋らせる玩具)。しぶとい。

なお今回、ピアノ部屋の窓際に立てかけていたステンドグラスを、机の横へ持ってきてみました。この柄は何となく書斎の方が合うような気がしたので……

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片付け中に出てきたうめ吉のポストカードも、余り物の額に入れて飾ってみた ↓

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とりあえず、書斎は現状こんなもんかな、と思います。減らそうと思えばまだ減らせそうなんですが、後は日常の掃除のついでにチマチマやってけば良いや。

同時進行の寝室がエラいことになっているので、明日・明後日は気合い入れてそちらを片付けます。できれば襖の貼り替えにも取り掛かりたいし、届いたきり玄関に放置してるペンダントライトもさっさと取り付けたいな。

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冷蔵庫の整理

例に漏れず汚部屋の台所ですが、母も私もそれなりに料理をするので、居間・仏間が綺麗になったら少しずつでも使い易くしていきたいところです。

今日はその前段階として、仏壇周りの片付けの合間に、ちょっくら冷蔵庫の中だけ整理してみました。

ビフォーはこんな感じ ↓

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き、汚い……。食べ忘れた作り置き惣菜や猫フードの残りなどが異臭を放っております。これでも2〜3ヶ月前に一度整頓したんだけどなぁ。

まず中の物を一旦全部出して、腐った物・カビた物・いくら何でも賞味期限オーバーしすぎて食べる勇気が出ない物など間引き、食べられる物だけ戻していきます。もちろん棚板やドアポケットを洗って拭くのも忘れずに。

ゴメンナサイしつつゴミ袋や三角コーナーに突っ込んだのは、以下の品々。

  • 液状化したモヤシのナムル
  • 去年のクリスマスに買ったスプレー式生クリーム
  • 賞味期限を1年以上過ぎたシーザードレッシング
  • よく見ると期限が2012年のワサビ小袋
  • 何に添付されてたのかわからないドロッとしたタレ
  • いつからあるのか不明な鶏の茹で汁と麺つゆ
  • 劣化して粉吹き芋のような食感になったラッキョウ
  • 瓶の中でカビが増殖していた昆布の佃煮

スプレー式生クリームとドレッシングは、前回整理した時「大丈夫、まだイケる!」と思って捨てずに取っておいた物。今も食べられるか否かで言ったらまあ食べられなくはないんですが、前者は油臭いし後者もなんか蝋みたいな味するし、申し訳ないけど今回は処分させて貰うことにしました。

後はカテゴリ毎にエリア分けして、カゴやプラ容器で整頓すればスッキリ(当社比) ↓

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ちなみにビフォー画像の左ドアポケット2段目に並んでいるクリップは、チューブのワサビやカラシを吊り下げ収納するためのアイテムです。しかしうちが毎回買ってくる安物のチューブは、表面がツルンとしているせいか、挟んだ側からじゃんじゃん落下するんですわ。結局従来通り、適当な空き瓶にガサッと立てておく方式に戻しました。

野菜室と冷凍庫はこんな感じに(すんません、ビフォー撮り忘れました) ↓

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冷凍庫、ギッチギチですな……。我が家は牡蠣が大好きなので、冷凍牡蠣を年中常備しているのと、貧乏人の癖に海外産牛肉が苦手で、和牛の見切り品を随時ストックしてるためです。これで全容量の1/5くらい。あと、母が収獲したゴーヤを毎年まとめて佃煮にするので、茹でて絞った状態のものがシーズン終わりまでスペースを占拠。だから決して容量が少ないわけじゃないのに、冷凍食品あんまり買えないんだよね。

切替え室(通常冷凍と急速冷凍が選べる)は、元々焼きおにぎりとソーセージと有頭海老が詰まっておりました。それら全部通常の冷凍庫に押し込んだので、残ったのはアイスクリームと保冷剤、そして毎朝食べるライ麦ロールのみ ↓

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右上の青いのはアイスノンです。何故キノコの空袋に入っているのかは、母にしかわかりません(笑)。保冷剤を入れているのは確かバニラアイスが入ってた容器ですが、ちょっと深さが足りないので、近々100均でタッパーかプラカゴを見繕ってきます。

とりあえずこれで、友人知人親戚が急にケーキやシューアイスを差し入れてくれても、余裕を持って冷やしておけるスペースができたぞ。……実際戴くのは農産物や佃煮ばかりだけど(もちろん充分嬉しいし有難いよ!)。

生ゴミが結構出たので、次の収集日は絶対忘れないようにしなければ。

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仏間のピアノを手放すまでの経緯

ニッチな話で恐縮ですが、タイトル通り、我が家の仏間に鎮座していたアンティークピアノを手放すまでの経緯です。八割方愚痴なので、心と時間に余裕のある方だけご覧ください(笑)

うちのピアノ部屋には、ヤマハの白いアップライトピアノと夜間練習用の電子ピアノが置いてあります。前者は私がピアノを習い始めてから現在に至るまで、実に27年間も苦楽を共にしてきた相棒です ↓

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ところで、学生時代アンティーク家具に嵌った私は、一時期とあるアンティークショップに隔週くらいで通い詰めてました。そこで見つけたのがこれ。100年以上前のイギリスのピアノ(スマホ画質ですみません) ↓

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店頭で鳴らしてみると、なんとも円やかで可愛い音が。ただ88鍵じゃなく85鍵なので、リストやラフマニノフを弾くには鍵盤が足りない。でもJ.S.バッハ平均律を弾いたら、これがどエラい嵌るんです。しばらく迷った結果、観賞用兼バロック〜古典派の遊び弾き用として我が家へ迎えることにしました。

以来ずっと仏間に置いてたんですけども、最近になって、ちょっとした問題が発生いたしました。というのも、仏間と居間の境目辺りにソファベッドを据え、そこで母が寝起きしているのですが、新入りの猫が物凄くやんちゃで、夜中に走り回っては寝ている母の顔面を全力で踏んづけて行くんです。

亡き祖母が昔、猫に目の上を踏まれて失明しかけたことがあるため、「こりゃちょっとマズいぞ……」と。しかしソファベッドを安全な壁際に設置するとなると、どうしてもピアノが部屋からあぶれてしまう。散々悩んだ末、母の安全と猫たちの動線のために、泣く泣く手放す覚悟を決めたのでした。

初めに問い合わせたのは、大手のピアノ買取業者。無名メーカーで状態も良くないため、買取不可で逆に処分料が4万円掛かるとのこと。担当の女性(感じの良い方だった)曰く、「引き取り後はおそらく解体して部品取り用になるので、愛着のあるピアノなら今回当社のご利用はあまりお勧めしませんよ」。そこで次に、アンティークや骨董系の買取業者を当たってみることにしました。

ちなみに購入先のアンティークショップは、既に閉店済。他に馴染みのショップもないので、とりあえずネットで見つけたアンティーク専門業者に電話してみました。「写真を送ってください」と言われたので、外観やメーカーロゴ、塗装の傷んだ部分など撮影し、メールで送信。その後、あまり間を置かずに「査定の結果、買取価格は1万円です」と返信が。

正直な話、金額はどうでも良かったんですよ。ただゴミとして廃棄する気は毛頭なく、どなたか可愛がってくださる方の手に渡るよう、それなりの販売ルートを持っている所に引渡すことさえできれば。

ところが、査定結果のメールに「よろしくお願いします」と返信した後、引渡しの手段や日程について、待てど暮らせど連絡がないんです。1週間経って「あの件どうなりました?」と電話したら、事務の方らしき女性から「担当の者が折り返し連絡します」とお返事が。

その日の夜遅く、自宅の電話に着信がありました(携帯へ連絡してって言ったのに!)。軽〜い調子で「二人で運べますよね?」と仰るので、「サイズは普通のアップライトだけどクッソ重いですよ。購入時に手配したピアノ配送業者も相当苦労してたし、前の路地から玄関までに階段もあるから、素人二人じゃ絶対無理です。うち男手ないから手伝えないよ!」と、しつこいくらいに念押し。まあとにかく引き取りに行きます、とのことなので、引渡し当日は念のため有給を取って待機することにしました。

……察しの良い方は、先の展開に薄々お気づきかと思います。やってきた車、ちょっと大きめの普通のバンでした。あんなクソ重い物、リフトもなしでどうやって積み込むんだよ。しかも本来配送を請け負ってるのは男性一人だそうで、その方が臨時の手伝いとして別の男性を連れてこられたんですが、そいつの態度が信じられないくらい悪いんです。わずか2時間半で7〜8回はブチ切れそうになったわ。

案の定、この二人では持ち上げることすらできず、困り果てた配送業者さん(私が依頼した業者の下請け業者らしい。この方はマトモだった)が買取業者に連絡。直後、うちに担当者から電話が掛かってきました。「話が違う。二人で運搬できないなら買い取らない」ですと(笑)

オイオイそりゃこっちの台詞だよ、と思いつつ、「重量については散々念押ししたよ。こちとら仕事休んで日程空けてたんですが。第一メールで査定結果送ってきてたでしょ。運べなければ買取不可とか現地で再査定とか一切説明受けてないけど、この段階で一方的に反故にするってどうよ?」……との旨、なるべく穏やかにお尋ねいたしました。

以下、担当者の言い分。「配送にこれ以上人員を割くと赤字になるから買い取り拒否する。お宅に手伝える人いないし仕方ないでしょ。査定結果のメールはあくまでも目安。重量について念押ししたっていうけど、その時お宅に電話したのは自分じゃないから知ったこっちゃねーっす。ウチの代表番号に掛けて『担当者から折り返します』と言われた? 知らん。とにかくテメーで勝手に他所当たれや」(意訳)。慇懃無礼なんてもんじゃありませんでしたよ。始終逆ギレ全開の、ストレートに無礼な話しぶりでした。

これには母ともども、腸煮えくり返りましてね。しかもこの担当者、鍵盤が本象牙だと知った途端、「何? 象牙? じゃあ引き取ります。お宅でバラバラに解体すれば二人で運べるし」と。つまり象牙だけ引っ剥がして売り、ピアノ自体はそのまま捨てるって言うんですわ。それが嫌だからピアノ買取業者を断ってアンタんとこへ依頼したんでしょうが。

何にせよ、こんないい加減な業者に私の可愛いピアノは任せられません。もし今後他のアンティーク家具を手放すことがあっても、絶対ここには買取依頼しねーぞ! 結局手ぶらで引き上げていく配送業者さんと、臨時手伝いの胸糞男。何一つ収穫のない、不毛で馬鹿げた2時間半でした。

……と思いきや。

暫くして、配送業者さんから電話が掛かってきまして(「先程の……」と仰るので、ついうっかり「ああ、先程来ていただいた無礼じゃないほうの方ですね」と言ってしまった)。どうも、流石に悪いと思ったのか、アンティーク家具や楽器の買取業者を個人的にいくつか当たってみてくれたらしいんです。買い取れるかも、という所が一軒だけあったので、そちらと話してみたらどうでしょうか、と。

丁重にお礼を申し上げ、早速連絡してみました。先方は確かに買取はやってるけども、業者ではなくピアノの調律やリペア・オーバーホールなど手掛けておられる工房だそうです。今から拝見しに伺って良いですか、と仰るので、二つ返事でお願いしました。

来てくださったのはそこの代表の、とても感じの良い調律師さん。実物をご覧いただいた結果、値段こそ付かないものの、配送料など一切負担なしで引き取っていただけることになりました。

特殊なパーツが多いピアノで、外装の一部にかなり目立つ欠損があったりもして、塗装も含めて完全にリペアするなら相当な時間と手間が掛かるらしいです。でも無料引き取りで良いなら、他の仕事の合間にちまちま仕上げて誰か欲しい人の手に渡るようにします、とのこと。ほんと願ったり叶ったりというか、ムカつく業者と売買成立しなくて逆に良かったというか。

正直、この工房さんにとっては、利益出ないどころか完全に持ち出しだと思うんですけどね。しかも作業経過を写真で知らせてくださる上、アップライトピアノをもう一台持っていると言ったら、「買取価格が付かない代わりに、そのピアノ調律しますよ」と。あなたは神か……!

汚部屋ゆえここ数年調律を頼めておらず、近々ピアノの先生に相談して、信頼のおける調律師さんを紹介していただこうと思ってた所だったんです。アンティークピアノの件と調律師さん探し、まさか二つの懸案事項が一気に片付くとは。

あとは引渡しの日を待つのみ。今は弾き納めってことで、平均律を1巻1番から順に弾いていってるところです。思い入れの詰まったピアノなので本当に本当に名残惜しいですが(正直音はヤマハより断然好きなんです)、きちんとメンテして貰って誰か可愛がってくださる方のもとへ行くなら、このピアノにとってもそれが一番良いよね。

引渡しの翌日、ピアノ部屋のアップライトを調律に来てくださるそうなので、明日は茶菓子を仕入れに行ってきます。それとお礼の菓子折り。県外の方にお渡しするならたねやが鉄板なんだけど、同県人だともはや見飽きてそうだし、どうしようかな……

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